秋G1総括

さて、これからジャパンカップ有馬記念とあるのに、なぜか総括してしまいます。
結局今日まで秋は馬券を買ってないのだが、流石にそろそろ手を出したい。

この秋は混戦三歳戦を除けば、本命党が泣いて喜ぶレースばかりである。
よって強い馬が強いレースをしたのだから、後付けで理屈をこねる必要は全くない。

で、やはり光るのは混戦三歳戦で勝利した岩田と内田だろう。
今年はすっかり本命サイドの騎手になってしまった岩田だが、久々に穴を開けてくれた。しかも関西で関東馬。うれしかったね。
春は天皇賞安田記念というビッグレースを獲り、地方交流でも存在感を遺憾無く発揮している。
頼もしい限りだ。

そして、押し上げられた1番人気をしっかりもってきた内田。
春先はダートと芝短距離しか成績を上げられず、大丈夫か?と思ったが、やはり毎週乗ることで慣れてきたのか、宝塚記念はあっぱれの一言。
そして菊花賞の堂々とした騎乗っぷり。

この二人がいなければ、未だに武安勝時代が続いていたのかと思うとゾッとする。

小牧柴山赤木などの地方上がりとは明らかにレベルが違い、外人騎手並の凄みを感じる。

そこでやはり白井上がりの若手に目がいくのだが、まずは藤岡祐。
早くG1を取らせてあげたい。
つまらんレースであっさり取ってしまった川田に比べ、なんてツキのないコだろうか。
フロックでもなんでもいーから、一度勝ってしまえば楽になるのだろうに。
成績を見返してみたが、本命サイドの馬に乗る機会も少ないだろうに、蛯名や福永と遜色ない数字。

ただ今年はまだ香港がある。スーパーホーネット陣営は引き続き彼に乗せてやってほしい。
ダメ元の海外なら、硬くなりようがないでしょ。
頑張ってな!


そしてスーパールーキー三浦。
しかしこの秋は不満いっぱいだ。
ローカルで数字稼いでなんになる。とりあえず豊の数字は越えたのだから、もうその必要性はないだろう。100目指す?今からそんなことにこだわったら、武アンカツ内田岩田クラスになるのにはいつになるのやら。
関西まで行けとは言わないが、G1オンパレードの東京で乗らずにどうする?
東大目指す受験生が日大模試受け続けるのと同じだぞ。海外武者修業も視野に入れてる?今日のジャパンカップ出ろよ。ペリエデムーロルメールもいるぞ。

ま、とにかく中山にはいらっしゃい。話はそれからだ。

で、最後に、ランキング見て気付いたのだが、池添と四位。50勝にも満たず勝春クラスなのだが、重賞でのこの存在感は何なのだろう。