スプリンターズS

秋のG1第一段。

デュランダル引退以降の短距離界の混沌ぷりはいまだ続く。

去年の覇者は三歳牝で今年はいない。
0506は外国馬。
去年の高松覇者はその後マイルとの両睨みで結局善戦止まり。
今年の高松覇者は新星登場の期待もあったが、秋初戦が惨敗。結局平坦巧者か。

主役に踊り出る資格のある馬は四頭。
まずはスリープレスナイト
ダート短距離でそつない走りを見せてたが、なんとこの夏、重賞二勝。
二番手から押し切れる強みがあり安定感抜群。
不安は人馬とも、一線級相手に自分の競馬ができるかどうか。

そしてキンシャサノキセキ
こちらは人馬ともにG1でも問題なし。
折り合いをつけてスリープレスナイトを見ながらの競馬ができれば、今年初のG1タイトルを関東に持って来れるだろう。

次にビービーガルダン
まさに上がり馬。前走、重賞の壁もあっさり二着。
前の二頭ともに、前目で押し切れる生粋のスプリンタ。
春のG1用無しだったアンカツ。秋はいかに。

最後にカノヤザクラ
小牧に代わって出遅れ封じたか。しかしここ1番では癖が出る確率の方が高いだろう。
また前の三頭に比べ、1200が2216という安定感のなさもひっかかる。

買うなら、アポロドルチェ、三枠の二頭などが面白いが、今日は買えないので、行った行ったで決まってほしい。